財団法人 新宮徐福協会
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新宮の徐福関連地


新宮市内には徐福に関係の深い史跡等が5カ所あります。

◆蓬莱山
蓬莱山  熊野川河口近くの椀を伏せたような小丘が蓬莱山です。標高約50メートル、常緑樹に包まれています。古代より神の降臨する神奈備型の霊山として尊崇されてきました。
 南麓からは弥生式土器のほか祭祀遺物も出土しており、熊野三神などを祀る阿須賀神社が鎮座しています。

◆秦徐福上陸の地記念碑
秦徐福上陸の地記念碑  蓬莱山南東約100メートルの熊野川畔に立つ。
蓬莱山をめざした徐福が、当地に第一歩を記した地点です。

平成9年(1997)建立

◆塚町の重臣碑
 阿須賀神社南方約200メートルに「秦徐福重臣碑」と刻まれた碑があります。
 高さが66センチの三角形の自然石で、木の祠に祀られています。
 この付近には、徐福の七人の重臣を葬った七塚があったといわれ、地名も塚町とよばれています。

◆徐福の宮
徐福の宮  阿須賀神社境内、稲荷社の右側に建立されています。
 台石を含めた高さ2.35メートル、幅61.5センチ、石造りの祠です。近年、同社氏子の篤志家によって建立されました。
 徐福の宮は、幕末の「新宮本社末社図」にも同所に描かれており、古くから徐福が祀られていたようです。

昭和60年(1985)再建

◆無学祖元の詩碑
無学祖元の詩碑  阿須賀神社の参道右側にあります。高さ1.58メートル、幅1.02メートルの黒御影石で、香港徐福会・日本崇正会の人々が建立したものです。
 宋僧の無学祖元が元朝支配から逃れ来日し、渡来した徐福の境遇と自らを重ね合わせ、弘安4年(1281)頃、作られたもので、確かな文献による熊野での徐福伝承の初見とみられています。

昭和56年(1981)建立


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